株式・先物 副業相場師日記

商品先物取引で儲けられるようになる

色々な本を読んで勉強を続けたり、手書きの資料作成をしてゆくうちに、目に見えてくるものがあった。林氏の本には、続けるうちに体験としてわかってくるものがある、ということが書いてあるのだが、たしかにその通りで、おそらく今では考えられないことだと思うのだが、2000年頭くらいの段階でも、手書きの資料作成を推奨していたので、私も正直にそれを継続していた。鞘取りでは普通の場帖とは違う「ブロック」と呼ばれるものを作るのだが、一枚のノートに、一日分、各商品の鞘と価格を書き入れる。それを、手掛ける銘柄全部につけてゆくのだが、それを最低十年分~作成するのはやはり骨が折れた。しかし、それをすることで、本当にわかるものがあり、それからは利益をえることができるようになった。超能力のように見えてくるのではないのだが、値動きのクセというか、そういったものがわかる。そういう、「気づき」がある、ということだ。この「気づき」については、他人に口で話をしてもいきなり理解できるようなものだが、自分の力で調べてそれを「腹落ち」して理解しないと、実行していくことが難しい。そういう意味でも、最短ルートを通って相場力とでもいうべき力を身につけたいのはよくわかるが、そのためにはやはり自分で調べたり、手書きでなくても、パソコンを使ってデータ解析をするなら、そのためのプログラムを組んだり、ある程度時間をかけて努力をする、ということが必須になるのではないかと思う。

これも経験してみないとわからないことだと思うが、とにかく、ある程度の労力を割くことで、値動きのクセを理解して、売買の仕掛けルールを見つけ、それが該当する対象の銘柄を見つけ、それを繰り返すことで儲かるようになっていった。この時には株式はやめて完全に商品先物取引一本であった。

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